科目名 □ソリューション工学
担当教員   松本 正雄     
対象学年   3年   クラス   [266]  
講義室   12107教室   開講学期   後期  
曜日・時限   木2   単位区分   選択  
授業形態     単位数   2  
準備事項    
備考    

講義概要/Class Outline

ソリューション工学で教えるSOA技術を使えば複雑な情報システムも短時間に実現可能である。狙ったビジネスモデルを迅速に実現して米国金融問題は起きた。情報技術者の責任は今までのように端役ではなく、企業の中心になった。ソリューション工学では情報システムの最近の問題を正しく解決する有力技術を学ぶ。SE志望者が知らなければならない大事な技術を習得する。この授業は最先端の技術をやさしく習得できるので、就職に有利に立てる。  

講義計画 /Class Structure

内容
1 ソリューション工学とは
ソリューション工学出現の背景としての世界大競争時代、世界金融危機が教えること、ソリューション工学の概要、何故ソリューション工学が必要か。
2 ソリューション工学手法の概要
提案型か指示待ち型か、問題の把握と同定、解決モデルの形成、改革像(To-beモデル)の導出、モデル主導型情報化の実現、変化への対応
3 問題把握手法
問題とは何か、問題把握方法、原因結果連鎖、発散思考と収束思考、親和図法、ソフトシステムズ手法(SSM)とハードシステムズ手法(HSM)
4 問題把握演習(1)
特性要因図手法による問題の同定(演習形式)
5 問題把握演習(2)
ソフトシステムズ手法による問題の同定(演習形式)
6 問題解決手法(1)
解決モデルの形成(事例演習)
7 問題解決手法(2)
改革像(To-beモデル )の導出
8 問題解決手法(3)
価値プロポジションとビジネスプロセスの革新
9 問題解決演習(1)
e-businessソリューションモデル化手法/BPMN(演習形式)
10 問題解決演習(2)
同上/EPC 図法を使ったBPR(演習形式)
11 モデル主導型ソリューション実現
SOAとESB(エンタプライズソフトウエアバス)、EAI(Enterprise Architecture  Integration)
12 ソリューション評価技術
e-buseinessソリューションの効果評価、進化のパラダイム
13 ソリューション工学の今後の展開(1)
エンタプライズアーキテクチャとその将来、電子政府、電子自治体、電子商取引
14 ソリューション工学の今後の展開(2)
高度情報化社会へ向けて(情報化のあるべき姿を考えよう)
 

学習・教育目標/Class Target 1.ソリューション工学の概要を理解できている。
2.問題を把握し課題を同定することができる。
3.上記2を踏まえて問題の解決モデルを形成することができる。
4. モデル駆動型の情報システム実装と進化の工学的手法を理解できる。
 
評価基準/GradingCriteria 秀:1から4まですべて満たす/優:1、2、3を満たす。/良:1、2を満たす。/可:1を満たす/不可:なにも満たさない。  
評価方法/GradingMethod レポート数回と定期試験を総合して評価する。  
受講上の注意/Class Rules 授業内容について必要なノートをとること、整理復習すること、の2点を必ず実行すること。  
受講制限/Prerequisit  
関連する科目/Related Class  
教科書/Text
著者名 松本正雄  
著書名 『Webサービス時代の経営情報技術』  
出版社名 電子情報通信学会(コロナ社)  
ISBNコード 978-4-8855-2235-2  
指定図書/Assigned Books
著者名 ハンス-エリクソン  
著書名 『UMLによるビジネスモでリング』  
出版社名  
ISBNコード  
著者名 クリス・マーシャル  
著書名 『企業情報システムの一般モデル』  
出版社名  
ISBNコード  
参考文献/Bibliography
著者名 松本正雄  
著書名 『ソフトウエア開発・検証技法』  
>出版社名  
ISBNコード